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2009/07/14.Tue

粟島体験記その3

コンサートも終えて、晴れ晴れした気分の3人に、
泊まりがけで島内のピアノの調律をしに来て下さった調律師の栗林さん、
到着時から大変お世話になった知れば知るほど味のある松浦さん、
粟島を、そして自然を心から愛す緑のふるさと協力隊のがぶさん、
限りなく前向きで天使の笑顔を持つたいちゃんさん、
おいしい自家製味噌と粟島特産キュウリを差し入れてくださった本保さん、
そこに、
おいしいお料理を提供して下さった民宿三吉のヨウコおかあさんも顔を出して下さって、
めちゃめちゃ楽しい宴会…もとい、懇親会…えー、反省会?でした。

島に住む皆さんの楽しさ、明るさ、団結、そういったプラスのエネルギーは、
本当はその後ろに存在して当たり前のご苦労も消してしまうほどの、
偉大なパワーでした。

自分が住む土地を愛し、盛り上げていこうとする若者たちの存在は、
なんか、日本、まだまだ捨てたもんじゃないよね、と、
じんわりほっこり嬉しい気持ちにさせてくれました。

朝の早い漁村の皆さんにとってはきっと「朝方」であろう日付が変わる時間まで、
にぎやかに楽しくお付き合い頂いて、
粟島の長いようなあっというまのような一日は幕を閉じたのでした。

翌朝、こっそり島から消えようと思っていた私たち3人でしたが、
前日とはうってかわっての抜けるような青空の下、
結局皆さんに豪勢にお見送りをして頂いての帰路となりました。
粟島汽船の皆さんもあたたかく許可&協力して下さっての、
紙テープセレモニー(というのかな?)アップロードファイル
よく、古きよき映画やドラマで見る、船出のシーン、アレです。

涙の紙テープ

紙テープの両端をあっちとこっちでそれぞれ持ちながら、
船が岸から離れていく…
あ~~~、テープがのびきる…
そして、とうとう手を離れたテープが風に舞う…
アレです。

生まれて初めての経験で、大笑いしながらも、なんだか涙が出そうでした。


もひとつオマケの感動秘話。

この写真の右から2番目の方、
わざわざお見送りに来て下さった粟島浦中学校の教頭先生なのですが、
実は、私の中学時代の美術の先生です。
もちろん、今回の再会は偶然です。
ワタシ、この先生に、自分の左手こぶしのデッサンを描く、という試験で
自己最高得点の96点をもらったことがあり、よーくよーく覚えておりました。
美術ではなく音楽という道に進んだけれど、
「芸への道」に影響を与えてくれた恩師のひとりです。
覚えていて下さってありがとうございます。
こんなふうに成長(?)いたしました。

いい出会い、いいご縁、いい仲間、たくさんの方々の中で音楽活動ができるシアワセ、
これだから、旅芸人音楽家、やめられませんjumee☆shy1


粟島のみなさん、本当にありがとうございました。
靖子嬢、毎度のことながら、いい現場に誘ってくれてありがとう。
桝口プロ、想像通りの魅力的な方でした、いいご縁をありがとう。

みんな、また会う日までアップロードファイル

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2009/07/14.Tue

粟島体験記その2

いよいよコンサートの始まりです。

19:30開演ですが、そこはもちろん「粟島じかん」。
ゆっくりと集まって頂いて、ちょっとオシての開演。

コンサート前半は、タンゴ、ジャズ、ボサノバ…
島のみなさんに、美女3人(ダレ?)でのオシャレな(はい?)演奏を、
じっくりと堪能していただき…

演奏する姿そのものの躍動感のある音でのびやかに響く靖子嬢のフルート。
たった2台の太鼓から多様な音色とリズムを奏でる桝口プロのパーカッション。
二人の音を聞きながら、そのスキマにちょこちょこ参入するワタシのピアノ。

桝口さんがコンサート中のお話の中で語ったとおり、
それぞれがソロでも演奏できる楽器だけれど、
3人が揃うことで、また違う魅力や味が出てきて、
人と人との繋がりを深めてくれる音楽の力。
そんな想いがシンクロするメンバーと共演出来ることは、
私の音楽生活の大きな大きな宝です。

3人集合


3人の演奏を聴いて頂いた後は、
さあ、いよいよ後半、こどもたちの登場です。

島のこどもたちの集中力はすごいです。
午後初体験したばかりのオカリナから、あたたかい音でメロディーを紡ぎます。
ステージ上での経験が、こどもたちのこれからの道で、
なにかしら少しでも勇気や元気のきっかけになってくれたらな。
と思うワタシの方が、何か励まされたようでした。

そしてこどもたちの演奏で会場も更に和んだところで、
会場のみなさんから「お題」と「弾き始めの音」をご指示頂いてのピアノ即興演奏。
ゆったりした島時間の中に、たまに荒れ狂う海(笑)をチラホラ入れての
粟島オリジナルのご披露でございました。

コンサートのラストは、桝口プロの歌声も聞こえてくる1曲で、
楽しくフィナーレとなりました。

アンコールは、会場の皆さんにも口ずさんで頂きながらの、
ハッピーな1曲を。

大きな花束を頂いて、たくさんの拍手に包まれて、会場を後にし、
さあ、そして、懇親会へ(いわゆる、打ち上げです)。


つづく。

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2009/07/14.Tue

粟島体験記その1

月曜の朝、本当だったら10:30岩船港発のフェリーでも間に合うところでしたが、
やっぱり天気が悪く不穏なウワサがあったので、
念のために1本早い9:30発の高速船で粟島に向かいました。

いやいやいやいやいや、すごい波!
走り出してわりとすぐに寝てしまったワタシでしたが、
それでもあまりの揺れに目を覚ますと、
まるでジェットコースターのような、空を疾走しているかのような、
船としてはあり得ない動きをしているのでした。

隣に乗っていた靖子嬢と桝口プロは、
ここでテンション下がってしまったら酔う!とのことで、
めちゃめちゃご機嫌に笑いながら気分をアップアップ↑↑

でも、反対隣に乗っていた女性は、こんな揺れの中でも、雑誌を読む余裕。
スゲェ…。

そんなこんなでしたが、無事に粟島に上陸成功jumee☆coffeebreak2

ちなみに、案の定、この日の午後は再び欠航になったそうです。


さて。
島では、まずは会場になる粟島浦小中学校にて、先生方に簡単にごあいさつ。
島で唯一の学校で、小中学生あわせて20名弱のこどもたちの在籍。
そんなアットホームな学校の体育館で、ステージのピアノの位置などを確認したあとは、
まだ揺れてる気分のカラダを励ましながらの島内一周ドライブ。
担当スタッフさんの巧みな話術(!)とドライビングテクニックで、
びゅんびゅん風の吹く中の景色を見る楽しい(?!)ひととき。
眺望ポイントで外に出てみると、本当に吹き飛ばされるんではないか、と。
あまりの強風に、息、出来ないしアップロードファイル

桝口プロの髪も真横になびく

本当にこの景色、晴れていたら素晴らしいんだろうなぁ。
でも、こんな島の姿を見られるのも、観光としてはある意味レアで、ラッキーかもしれないね。
…と思うことにしよう。

島内一周はワイワイやっているうちに、気がつけばスタート地点に戻っており、
今夜お世話になる民宿へ行って昼ごはんアップロードファイル
島内一の腕自慢のおとうさんが作るお料理は、
荒れ狂う船に体力を奪われた私たちに元気の素を与えてくれるおいしいご飯でした。

昼食後は学校へ戻り、リハーサル。
そして、その後は、1時間、ワークショップとして、
小学校の子供たちにオカリナ初体験の授業を担当。
オカリナ名人市橋先生のもと、
ご自身も実はオカリナを持っている桝口助手、即席ピアノ伴奏者の私。
夜のコンサートで共演してもらうため、濃密なレッスンの1時間となりました。
たった1時間なのに、こどもたちの吸収力ってすごい!
あっという間に、3曲仕上がっちゃいました。

その後は再び民宿に戻り、夕寝。
いったいどんだけ寝るのでしょう。

そうそう、粟島にはとても素敵なポスターが貼ってあり、
そのド真ん中には「粟島じかん」の文字。
美しい粟島の海の色が、3通りの風合いで描かれており、
文字どおりの、ゆったりとした粟島ならではの時間軸の中で、
コンサートの時間までくつろぐワタシたちでした。


つづく。

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