2009/03/30.Mon

タブーはタブー

間もなく20周年を迎えるワタシ、
さまざまな思い出を語るコーナー、開設です。

初回(いつまで続く?)の今日は、ちょっと恥ずかしい失敗談を惜しげもなく披露しましょう。

20年前に、初めて演奏で「ギャラ」というものを頂くようになった思い出のお店。
その当時、なかなか鍵盤の腕が上達しなかったワタシに、
師匠が与えてくれた一番の課題は、とにかく現場で(人前)で弾くこと!
泣いても笑っても、甘え(失敗)の許されない、報酬の発生するプロ仕事。
それを数こなしていくチャンスを生かせれば、グンと伸びる!と、私を励ましてくれました。

せっかく頂いたチャンスですから、それはそれは緊張しながらも、必死の毎晩でした。
家でたくさんの楽譜を用意して、色々なスタイルでアレンジしながら弾いてみたり、と、
準備ばっちり整えて現場に出向いていたのですが、
こういう現場では、初見でどれだけいい即興演奏ができるか、というのも大きな課題になります。

ということで、現場においてあった師匠の楽譜をお借りして、
本番の演奏中に、パッと開いたページの曲をとにかくパッと弾く!という課題を、
30分のBGM演奏の中で必ず1~2曲、設けるようにしました。

で、とある日、開いたページ、もちろん、タイトルは知らない曲です。
当時はまだ、パッと見た楽譜から瞬時にどんな曲か読み取る力などなかったワタシは、
とにかく、国語の教科書をたどたどしく音読するかのように、
楽譜に書かれている音を一つずつ拾いながら鍵盤を押す、という弾き方です。
で、ワンフレーズ、ツーフレーズと弾き始めて気づきました。
コレ、カトちゃんの「ちょっとだけよダブルハート」だ…

コドモの頃、喜んで見ていた夜のテレビ番組ドリフターズの「8時だよ全員集合!」で、
ネグリジェ着たカトちゃんが、色っぽく登場するあの曲、「タブー」という曲だったのでした。
まさか、この素敵なホテルのレストランで?!ワタシ、なんちゅう曲弾いてるの?!と、
真っ青になった直後、顔から火ィ出そうに真っ赤になりながら、フェイドアウトさせたのでした。

思えば、この経験から、
私の「ピアノ生演奏なのにフェイドアウトが出来る」特技が生み出されたのかも知れません。

スポンサーサイト
曲のおもいで | Comments(0)
Comment

管理者のみに表示